新型コロナウイルスの感染拡大が小売業の勢力図に変化をもたらしている。日本経済新聞社がまとめた2020年度の小売業調査では、
ネット通販最大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)の売上高が19年度比25.2%増の2兆1848億円となり、初めて2兆円を突破した。
大手小売り各社が減収となり、対象企業全体の売上高が19年度と比べて0.9%減と9年ぶりに減少に転じるなかで、
アマゾンの存在感が高まっている。

アマゾンジャパンは売上高でイオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ3位に浮上し、「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングを抜いた。
国内で事業展開するイオン子会社のイオンリテール(1兆9672億円)も初めて上回った。

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO0863941027072021000000-2.jpg?w=680&;h=729&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=100&fit=crop&bg=FFFFFF&ixlib=js-1.4.1&s=b8d80c5fbf991aaa5315a3cd82b39ab0

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC26AOG0W1A720C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210727_Y&;unlock=1