共産党の小池晃書記局長は19日の会見で、国民民主党の玉木雄一郎代表が連合との政策協定に盛り込まれた「全体主義」が共産党を指すと述べた発言を撤回するよう求めた。
野党共闘に向けた次期衆院選への影響については、「(玉木氏が撤回するか)対応を見守りたい」とした。

 玉木氏は15日、立憲、国民がそれぞれ連合と締結した政策協定に入った「左右の全体主義を排し」という文言をめぐり、「(全体主義は)共産主義、共産党のこと」と
記者団に述べた。この点について小池氏は「我が党は戦前から軍国主義、ファシズムと戦い続け、民主主義と自由を何よりも大切にしている。全体主義とは対極にある
政党だ」と反論。「共産党を『全体主義』とした発言は撤回されるべきだと考えている」と強調した。

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