米ジョージア州アトランタ北郊のゴルフ場でプロゴルファーのジーン・シラー氏が何者かに銃で撃たれて死亡した事件で、
捜査関係者は同氏が殺害されたのは「犯罪行為を目撃したため」だとみている。警察が6日に明らかにした。

警察の発表によると3日午後2時20分ごろ、同州ケネソーのゴルフ場から人が撃たれたとの通報があり、郡警察が出動。
10番ホールのグリーン上に頭部を銃で撃たれたとみられるシラー氏が意識不明の状態で倒れているのを発見し、その場で死亡を確認した。

警察は現場に残されたトラックの荷台から、さらに2人の遺体を発見した。シラー氏が具体的にどのような犯罪を目撃したのかは明らかにしていない。

郡警察は報道向けの発表で、「シラー氏を狙った犯行ではないようだ」と指摘。同氏は「犯罪が行われている現場に偶然出くわしたために殺害された。
その犯罪には身元不明の容疑者と、同じく殺害された男性2人が関与している」と説明した。

現在捜査関係者が複数の手がかりを追っており、銃撃が起きた原因を特定中。容疑者の氏名は公開していない。

殺害された2人にもシラー氏同様に撃たれた痕があった。このうちの1人はトラックの持ち主として登録された人物と判明した。もう1人の身元は確認されていない。

2人は「ゴルフ場とは全く無関係のようだ」と郡警察は述べている。

ゴルフ場の関係者が会員に宛てた書簡によると、コースは7日に再開するが、10番ホールは当面閉鎖される予定。

ゴルフ場で射殺されたプロゴルファー、「犯罪目撃した」と警察 米ジョージア州
https://news.livedoor.com/article/detail/20489972/