>>990
それはとくに、1980年代なかばから、「日本人加害者論」と響きあって
「沖縄県民はアメリカよりもヤマトを敵にすべきだ」という論が「進歩的装い」でふりまかれ
【県民の実際の体験からほんとうのことを語り】、
【アメリカへの怒りを米軍基地撤去にむけて発展させることを抑圧】するものとしてたちはだかるようになった。


沖縄の平和教育はこのころから、「沖縄戦の実態」「自衛隊はなんのためにあるのか」
「住民虐殺と友軍」などの関係について教えることが強調されるようになった。
沖縄戦から学ぶことは「米兵よりも日本兵の方が怖かった」「友軍が沖縄県民を虐殺した」
「皇民化教育で集団自決を強いた」などのことを強調し、そのことをもって
【沖縄戦で無差別艦砲射撃で県民を無差別に殺りくし、その後のアジア・中東にむけた核基地として
県民に途方もない危険を強いてきたアメリカに反対してはならない】という特徴をもった