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たたかいは伊江島や伊佐浜での武力による土地接収に反対する犠牲を恐れぬ闘争をはじめ
全島的に生活の改善や自治、学校教育の再建などを要求する運動として発展していった

軍は県民のこうした最低限の人間的な生活要求すらはねつけた
55年の「プライス勧告」では、「琉球列島には挑戦的な民族主義運動がないので、
アメリカは、この島島を長期にわたって、アジア・太平洋地域における前進基地として使用することができる
ここでは原子兵器を貯蔵または使用するアメリカの権利にたいし
なんら外国政府の干渉や制約を受けることはない」と横暴さを露骨に示した

沖縄県民の積もり積もった怒りは「プライス勧告」反対の島ぐるみのたたかいに発展
それは明確にアメリカの異民族支配の鎖を断ち切り、祖国日本への復帰を求める運動として勢いよく発展していった