>>985
だが当時、これらのたたかいを一つに束ねて、
アメリカの軍事占領支配に正面から反対してたたかううえでは、困難な状況に置かれていた

アメリカは天皇制軍国主義の野蛮な支配に苦しめられていた沖縄県民を
温かい「人道主義」で助けるから感謝すべきだという【欺まん的な宣伝で頭から抑圧していた】

そのうえに、1947年にあいついで結成された政党、民主同盟、沖縄人民党、社会党は
いずれも当時の本土の革新政党と同じように「アメリカ軍によって日本軍国主義者の支配から解放された沖縄は、
今後、民主的な自治政府をつくって、独立の方向へと進むべきである」という立場をとっていた

だが、【沖縄県民が直面する現実は、アメリカの軍事的抑圧支配は「解放」どころか生き地獄そのもの】であった