政府は、自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、当初の設置期限である8月下旬で本格運用を終える方向で調整に入った。
東京会場については延長する方向だったが、職場や各自治体の取り組みにより接種の進展が見込まれ、予定通り撤収しても支障は生じないと判断した。政府関係者が2日、明らかにした。

 本格的な台風シーズンの到来を前に、部隊の災害派遣に備える必要性も考慮している。関係者は「自衛隊として大規模接種のノウハウは示せた。役割は果たせている」と述べた。

 センターは5月24日に運用が始まった。

https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/6471633.html