「気持ち抑えきれなかった」好意を抱いた女性を駅で見張る 55歳、会社員の男
2021/6/30 19:33 神戸新聞NEXT

一方的に好意を抱いた女性を駅で見張ったなどとして、兵庫県警人身安全対策課と尼崎東署は30日、
ストーカー規制法違反の疑いで大阪市福島区に住む会社員の男(55)を逮捕した。警察庁によると、
被害者の行動先での見張りや押し掛け行為を禁じる改正法が15日に一部施行後、全国初の適用という。

改正法では、見張り行為などの規制範囲が、従来の自宅や勤務先から駅やホテル、商業施設など
被害者の行動先にも拡大された。

逮捕容疑は5月31日〜6月21日、尼崎市の女性(32)の利用駅や勤務先で見張るなどした疑い。
「彼女への気持ちが抑えきれなかった」と容疑を認めている。

同課によると、女性は元々、男と面識がなかったが、以前から付きまとい被害を県警に相談し、
5月21日にも「(男と)よく似た人物を駅で見掛けた」と通報していた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202106/0014460829.shtml