https://news.yahoo.co.jp/articles/85be78c859c9b1ffa6955579c3225f555af19470

◇ア・リーグ エンゼルス―ヤンキース(2021年6月29日 ニューヨーク)

エンゼルスの大谷翔平投手(26)は29日(日本時間30日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に
「2番・DH」でスタメン出場。第2打席に両リーグ単独トップに立つ3試合連続27号ソロ、
さらに続く第3打席でも28号アーチを放ち、本塁打王争いで“独走態勢”に入った。大谷の2打席連発は3年ぶり2度目。

初回1死の第1打席はヤ軍先発右腕タイロンの前に右飛だったが、3回の第2打席で3ボール1ストライクから
タイロンの外角チュンジアップを完ぺきに捉えて右翼席にライナーで飛び込む27号ソロ。打球速度は109・6マイル
(約176・4キロ)、飛距離は395フィート(約120・4メートル)。前日28日(同29日)の同カードの初回に
右越え27号ソロを放ったのに続く3試合連続アーチで、26本塁打で並んでいたブルージェイズ・ゲレロに1差をつけ、
本塁打王争いで両リーグ単独トップに立った。大谷の3試合連続アーチは、今月18、19、20日(同19、20、21日)の
タイガース戦以来で今季3度目。また、25日(同26日)のレイズ戦から続く連続試合安打を「4」に伸ばした。

さらに5回の第3打席ではゲレロに2本差をつける28号アーチ。大谷の2打席連続本塁打は、18年8月3日(同4日)の
インディアンス戦で10号2ラン、11号ソロを放って以来2度目。これで6月は13本目で、07年7月に松井秀喜
(ヤンキース)が記録した日本人月間最多記録に並び、ア・リーグ月間MVPにも大きく近づいた。

前日は27号ソロを含め5打数1安打1打点で、通算打撃成績は73試合261打数72安打60打点、26本塁打、
11盗塁で打率・276となっていた。