36の知的文明が銀河系内で交信?
英研究チームが算出

銀河系内には積極的な交信を行っている
36の知的文明が存在している可能性がある――。
そんな研究結果が15日の天体物理学会誌に発表された。

宇宙にいるのは我々だけではないかもしれない。
ただし他の文明が存在していること、あるいは存在していたことを、
地球人が知ることはないかもしれない。

かつてこうした計算は、
天文学者のフランク・ドレイクが1961年に提唱した
「ドレイク方程式」を使って行われていた。
しかし英ノッティンガム大学の研究チームは、
銀河系誕生の歴史や地球型惑星存在の可能性などを盛り込んだ
「宇宙生物学コペルニクス原理」と呼ばれる独自の方程式を開発した。

この方程式を使って計算した結果、
銀河系内で交信を行っている知的文明の推計は36と算出した。

ただしそうした文明同士の距離は平均でおよそ1万7000光年。
現在の地球の技術を使ってそうした信号を検知したり、
送信したりすることは、ほぼ不可能とされる。

「地球外知的文明の探求は、
生命がどのように形成されるかを明らかにするだけでなく、
我々の文明がどのくらい長く続くかの手掛かりを与えてくれる」
と研究者は指摘している。

CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35155361.html