小中学生ら900人以上が下痢や嘔吐…“牛乳による集団食中毒”とほぼ断定 製造業者「原因心当たりない」
2021年6月18日 金曜 午後0:05 富山テレビ

富山市内の小中学校と保育施設で、あわせて900人以上が下痢や腹痛などを訴えている問題で、
市の保健所は、共通で口にした牛乳による集団食中毒とほぼ断定しました。牛乳の製造業者は、
BBTの取材に対し、「原因について心当たりはない」と話しています。

この問題は、富山市内の小中学校13校と保育施設5カ所で、児童生徒と教職員の合わせて900人
以上が下痢や腹痛、嘔吐などの症状を訴え欠席や早退をしたものです。

市の保健所によりますと、症状を訴えた子ども達が共通で口にしたのは給食やおやつで出された
「牛乳」だけだったということです。このため、保健所は牛乳の黄色ブドウ球菌による集団食中毒と
ほぼ断定し、牛乳を製造した業者への立ち入り調査や、今月14日から16日にかけて出荷された
牛乳を回収し詳しく調べています。

立ち入り調査を受けた内田乳業は、BBTの取材に対し、「自社の点検では異常はなかった。原因
について心当たりはない」と話しています。

https://www.fnn.jp/articles/-/198059
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