ワクチン接種遅い自治体に「配送1クール飛ばす」 河野担当相

河野太郎ワクチン担当相は15日午前の記者会見で、新型コロナウイルス
ワクチンに関し、接種のスピードが遅い自治体には1クール(2週間)分の
ワクチンの配送を一時的に見送ることも検討する考えを示した。「在庫を
積み増しても仕方がない。今後、あまりに接種が遅いところは、1回クール
(ワクチンの配送を)飛ばすこともあり得る」と語った。

河野氏は「VRS(ワクチン接種記録システム)を見ると、ほとんど打って
いない自治体もある」と指摘。これまでは接種のスピードに関わらず箱単位
(1箱1170回分)で配送していたが、「在庫がただただ積み上がって
いるだけでは意味がない」と述べ、配送の在り方を見直す考えを示した。
https://www.sankei.com/article/20210615-3FNWKTUSONL6FMTA3LCRKRG26Y/



ワクチン接種率 50%超えは2市町 宇都宮は6%台 栃木県内1回目

 栃木県は14日、県内25市町別の高齢者向け新型コロナウイルスワクチ
ン接種状況を公表した。10日時点で1回目の接種率が最も高いのは茂木町
の55・81%、最も低いのは壬生町の6・27%で、市町間の格差が顕著
になった。県全体の接種率は1回目が21・26%、2回目は3・37%
だった。本県は接種率が全国でも低く、現在は多くの市町が集団接種に力を
入れている。県は16日に大規模接種会場を開設して市町を支援し、政府が
目標とする「7月末までの完了」を目指す。
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https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/464125