中国軍所属の科学者が、新型コロナウイルスの世界的パンデミックが宣言される前の
昨年2月に、新型コロナウイルスワクチンの特許を出願した。という主張が出てきた。
新型コロナウイルスが、一般的に武漢ウイルス研究所から流出し知られているよりも、
中国当局では早く発生したのではないか、との疑惑が提起される中で出てきた報道で、
議論が予想される。英紙デイリー・メールなどが7日に伝えたところによると、この豪
紙オーストラリアンは、入手した文書を根拠に中国人民解放軍所属の科学者が昨年2月
24日に軍を代表して新型コロナウイルスワクチン特許書類を提出していたと報道した
。豪フリンダース大学のニコライ・ペトロフスキー教授は「これは新型コロナウイルス
が(中国で)もっと早く始まっていたかも知れない。という疑問を抱かせる。」と話し
た。このように短期間でワクチン特許申請を準備するのは難しいだけに、中国が明らか
にした時期より早く新型コロナウイルスが発生していたのではないか。という意味だ。
ただ具体的な特許申請内容は明らかにされていない。外信はこの科学者がワクチン特許
を出願して3ヶ月もたたずに謎の死を遂げた。と報道している。また、彼が中国で著名
な科学者にもかかわらず、彼の死亡を伝えたメディアは1カ所だけだったと伝えた。