与野党の国対委員長は6日のNHKの番組で、16日の通常国会会期末を前に最終盤の国会対応を議論した。
立憲民主党の安住淳氏は内閣不信任決議案の提出について「全て党首討論での菅義偉首相の答弁次第だ」
と述べ、9日の討論を見極めて判断する考えを表明。自民党の森山裕氏は不信任案に対抗する形の
衆院解散について「首相の判断。それに尽きる」と語った。

 安住氏は、新型コロナウイルス禍での東京五輪・パラリンピックには世論の懸念が強いと指摘した上で、
「首相は五輪をなぜやるのかをきちんと説明する必要がある。納得できない場合はさまざまなことを考える。
(その)節目を迎える党首討論だ」と強調。森山氏は「世界の期待は非常に大きい。五輪を何とか
成功させたい国民もたくさんいる」と開催に理解を求めた。
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