加藤官房長官は20日の記者会見で、今後の防衛費について、国内総生産(GDP)比1%の枠にこだわらず検討
する方針を示した。

加藤氏は「厳しさを増す安全保障環境に対応するため、必要な予算を確保し、防衛力の強化に着実に取り組んで
いきたい」と述べた。

防衛費を巡っては、三木内閣が1976年、1%の上限を設けることを閣議決定した。その後、中曽根内閣が87年
度から枠を廃止したが、それ以降も、ほぼ毎年度、1%以内に抑えられている。

中国が国防費を拡大していることなどを受け、政府・与党からは防衛費の大幅増を求める声があがっている。

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