中山泰秀防衛副大臣が20日、参院外交防衛委員会に2分遅刻したことに野党が反発し、予定されていた一般質疑などが取りやめとなった。

午前10時から開会予定だった同委では、自民に冒頭から14分間の質問時間が割り当てられていた。
しかし、当日になっても自民が質疑者を立てなかったため、与野党は同日朝の同委理事会で立憲民主党から質疑を開始することで合意した。
自民が質疑者を立てなかったことを防衛省の事務方は把握していたが、中山氏には伝わっていなかったという。

今国会では、三原じゅん子厚生労働副大臣が13日の参院厚労委員会を約30分間遅刻し、同日に予定していた医療法改正案の採決が見送りとなるなど、国会運営に影響が出ていた。

https://www.sankei.com/politics/news/210520/plt2105200004-n1.html