大東建託が19日発表した1都3県を対象にした駅別の住みここち(居住満足度)ランキングで、みなとみらい線みなとみらい(横浜市)が初登場で首位となった。
神奈川県内では同線元町・中華街(同市)が6位、横浜市営地下鉄ブルーラインなどのセンター北(同市)が10位と上位に入った。
利便性が高い同市中心部に加え、計画的な都市開発がなされた郊外部の満足度も高かった。

調査は「いい部屋ネット街の住みここちランキング2021<首都圏版>」。19〜21年にインターネットで集めた計16万人の回答で現在居住する地域の満足度などを調査した。

みなとみらいは前年調査は回答数が少なく集計対象外だった。回答者のほとんどがタワーマンションに居住し、利便性やイメージが高評価だった。
同様に商店街などが充実する元町・中華街も親しみやすさなどが評価された。

横浜駅などへのアクセスに便利な横浜市営地下鉄ブルーラインやグリーンラインの沿線も「極めて高度に整備された郊外ニュータウンの成功例」
(宗健賃貸未来研究所長)として順位が高かった。

同時に発表した神奈川県内の自治体別住みここちランキングでは、首位が横浜市都筑区、2位が同市西区、3位が同市青葉区だった。
前年2位だった葉山町は4位に順位を落とした。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC192ZA0Z10C21A5000000/