■注射器にワクチン入っておらず、男性に空気を注射…改めて接種

 北九州市は13日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種会場で12日、4回分のワクチンを紛失したほか、ワクチンが入っていない注射器を刺すミスがあったと発表した。

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 市によると、同市門司区の接種会場で12日の一般高齢者の接種が終わった午後8時頃、担当者が余ったワクチン4回分を保健所に運ぼうとした際、
会場内に置いていたワクチンがないことに気づいた。廃棄された可能性もあるといい、調べている。

 同市戸畑区の会場では、看護師がワクチンが入っていない注射器を男性に誤って刺し、空気0・3ミリ・リットルを注射した。
ワクチンが入った注射器を接種ブースに運ぶ際、ワクチンが補充されていない注射器1本が混じっていたという。看護師がその場で気づき、その後、改めてワクチンを接種した。男性の体調に問題はないという。

 北橋健治市長は13日の定例記者会見で「貴重なワクチンを無駄にして申し訳ない。ワクチンが入っていない注射を受けた人にもおわびしたい」と謝罪した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc7bb8e9ffc43e0da0ad86aa2f76f31d3f774a8
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