新体系は3月1日から京都市と福岡市で、4月12日からは神奈川県と那覇市でも導入。配達員の労働組合
「ウーバーイーツユニオン」は反発し、ウーバーなど事業者が「配達員との関係構築」を掲げて
3月に発足させた「日本フードデリバリーサービス協会」に公開質問状を出していたが、
ウーバーは対象地域の全国への拡大を決定。今月5日に「詳細な配達リクエスト内容の事前提示と
新料金体系に関する案内」とするメールを配達員らに送り、通知した。

 複数の配達員によると、これまでの報酬体系は東京都内だと、店で料理や商品を受け取る料金が265円、
注文者に届ける料金が125円。これに店から配達先まで1キロあたり60円を加算した後、
10%の手数料を差し引くといった内訳が明示されていた。一方、新体系では配達にかかる時間や距離、
繁忙状況などをもとにウーバー側が決め、配達員に内訳は示さない。


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