>>1
「大東亜戦の本質」駸々堂 藤田進一郎 著 昭和17(1942)

アングロ・サキソン民族は、一貫した搾取の歴史を積み重ねて、今日の隆盛を致したものである。
米は独占的に新大陸の天恵を搾取し、
英は印度・濠洲・埃及等の天恵とともにそこに生活する原住民族を搾取し来った。
・・・中南米諸国を勢力範囲とし、さらに太平洋を越えて、布哇・比律賓を併呑し・・・
かれらは豊富なる自然的資源と、多数異民族の能力と勞苦とのおかげで、
その努力に不相應なる莫大の不勞所得を貪り来った。
米・英人は、どんな無能力者でも、多少働らきさへすれば、むしろ不釣合なほどに過大の報酬を得て、その生活程度を向上し、
またどんな馬鹿ものでも、被搾取、被壓迫民族の間に伍して、過當に尊敬されたのである。