トヨタ・アクアのフルモデルチェンジの日程は、2021年7月19日に発表、その後に発売日を迎える予定となっている。
なお先行予約受付は、6月下旬頃が見込まれる。
未だ半導体不足の問題は解消されておらず、納期が長くなることが予想される。
納車を急ぐユーザーは早めに動く必要があるだろう。

(写真は従来型アクア)
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アクアはトヨタ最小のハイブリッド専用車として2011年12月に発売されたモデル。
今回のフルモデルチェンジで二代目となるが、新型アクアでも新しい技術が導入される。
特に注目されるのは、駆動用バッテリーにバイポーラ・ニッケル水素電池が採用されるということ。
従来からのニッケル水素電池の大幅改良版に相当し、高出力化が進化したポイントとなる。
これによりモーター走行領域が拡大され、条件が揃えば、速度50km/hまでのモーター走行が可能となる。
なお、最高燃費グレードには、リチウムイオン電池が採用される。

新型アクアのプラットフォームは、ヤリスと同じTNGA(GA-B)が採用される。
搭載されるハイブリッドシステムは、M15A-FXE型の1.5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジンとなり、FFのほか、電気式4WDのE-Fourも用意される。

ホイールベースについては、従来型アクアが2550mm、ヤリスも2550mmというなか、新型アクアは2600mmとなる。
さらに新型アクアはルーフラインが高く設定されることで、Bセグメントハッチバックカーのなかでも居住性に強みを持った設計となる。
スポーツ志向のヤリスともしっかり差別化されることになるだろう。
(続きあり)
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