伊是名氏の計算違いか 自民・熱海市議に聞く | 令和電子瓦版
https://reiwa-kawaraban.com/society/20210414/

前略

そして、前出のように社民党は熱海市議会では議席を有していない。社民党として具体的にJRや国に働きかけようにも、「タマ」がないのである。
福祉を売りにする社民党としては、自民党がエレベーター設置に向けて動くのを指を咥えて見ているしかない。

しかし、バリアフリー化に尽力している自党の市議がいないことで、騒ぎを起こしてバリアフリー化の遅れを世間にアピールすることのハードルは一気に低くなる。
そのような騒ぎを起こすだけで社会に存在感をアピールできる上、法改正の恩恵でバリアフリー化が決定すれば(私は直前に声をあげ、問題提起をしました。その直後にエレベーター設置が決まりました)と言える。

そうなれば今年2月に社民党常任幹事に就任したばかりの伊是名氏にとっては、就任直後のポイント獲得と言えよう。
来宮駅で騒ぎを起こすことは常任幹事として、政治家としてマイナスにならないという計算をしていても不思議はない。

 その上で、以下の点を考えていただきたい。

・伊是名氏が旅行したのはいつか→2021年4月1日及び2日

・どうしても行きたかった場所はどこか→JR伊東線・来宮駅

・伊是名氏はバリアフリー法を知っていたか→知っていた。小田原駅で同法を根拠に車椅子対応を求めている。

改正バリアフリー法が施行された4月1日に、無人駅でエレベーターがない来宮駅へ行こうとし、同法に基づいて車椅子対応を求め、一連の騒ぎをメディアに取材させる。

さらに消された動画で「そう(騒ぎを起こす等)でもしないと考えてもらえなくて」、「無人駅になって、もう数年経っていて、今日無人駅になったから考えられませんでもない」と発言。
政治目的で行ったと思われる点について状況証拠は「真っ黒」で、たまたま来宮駅を旅行先に選んで行ったとは考えにくい。