人工培養脳を「乳児の脳」まで生育することに成功

ヒトの脳を人工的に培養することが可能になってきました。

人工培養された脳は、一般に「脳オルガノイド」と呼ばれ、
ブラックボックスとされてきた脳機能の解明において
貴重な実験材料となっています。

長期培養された脳オルガノイドでは、
活性化している遺伝子が大きく変化し、
産後約300日目の乳児の脳と、
同じようなパターンに変化していたのです。

長期培養された脳オルガノイドが、
乳児の脳の代用品として使える可能性が示されました。

乳児の段階に達した脳は胎児の脳に比べて被検体として優秀であり、
創薬などの分野で、より本物の人間に近い実験素材として用いることが可能です。

ミニ脳
https://i.imgur.com/fO7VIMi.jpg

作り方 イラスト
https://i.imgur.com/n5dkcFt.jpg

https://nazology.net/archives/83699