岸信夫防衛相は22日の参院外交防衛委員会で、防衛装備庁による航空自衛隊の作戦シミュレーション装置の更新に向けた
調査研究に関する一般競争入札の結果、昨年12月に三菱電機が77円で落札していたと明らかにした。

 三菱電機は、今年1月にも人工衛星によるミサイル防衛に関する防衛省の調査研究を22円で落札している。
短期間に同じ事業者による低額の落札が続いた格好だ。

 同委で、立憲民主党の白真勲氏は、契約額が低過ぎるとして問題視。防衛省の担当者は、「国の求める一定の品質、仕様等が満たされている場合は、
価格のみにより競争することが原則とされている」と説明したが、白氏は「全然、納得がいかない」と述べた。 

三菱電機また低額落札 調査研究「77円」 防衛省
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