中国で国産ワクチンを接種した医療関係者が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、
専門家がワクチンでも感染を完全には防げないと予防の強化を呼び掛けました。

 中国・陝西省西安市は18日、市内にある病院の隔離病棟に勤務する検査技師の女性が新型コロナに感染したと発表しました。

 この技師の女性は主に患者のPCR検査用のサンプル採取や検査を担当していました。

 中国メディアによりますと、技師は2月初めまでに国産の新型コロナワクチンを2回接種していましたが、感染した理由は分からないということです。

 中国疾病予防コントロールセンターの専門家は、国産ワクチンに疑問を持つ必要はないとしつつも、
ワクチンを接種しても感染の可能性は完全に排除できず、医療関係者にさらなる予防の強化を呼び掛けました。

ワクチン2回接種も…医療関係者が感染 中国
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000210454.html