北太平洋の公海で5〜7月に操業する公海サンマ漁が2021年度も見送りとなる見通しとなった。全国さんま棒受網漁業協同組合(東京・港)が明らかにした。
見送りは2年連続。サンマの資源数が減少し、採算が合わないため日本とロシア双方が洋上での売買を断念したという。

公海サンマ漁は16年、ロシアの排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁が禁止となり、代替措置として始まった。北海道根室市などからサンマ漁船が出港し、...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC165MP0W1A310C2000000/