日本やタイ、それにフィリピンなどの中国大使館は、渡航ビザを申請する際、中国製の
新型コロナウイルスのワクチンを接種した人には便宜を図ると発表しました。

ただ、日本では中国製のワクチンは承認されておらず、中国大使館は「接種を強要するものではなく、
接種していない人の申請もこれまで通り受け付ける」としています。

日本にある中国大使館は15日、ホームページ上で、中国製の新型コロナウイルスのワクチンの
接種証明があれば、ビジネスマンやその家族などが渡航ビザを申請する際、必要書類の一部を
省略するなど便宜を図ると発表しました。

こうした措置をとる理由については「人的往来を秩序立って回復するためだ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012916961000.html