世界最大の三峡ダムの崩壊が始まった

建設当時の堰堤写真と、現在の堰堤を見比べると、
恐ろしいほどぐにゃぐにゃに変形していて、
コンクリート構造物の塑性変形限界0.2〜0.4%を考えても、
たった今、全面崩壊の危機に晒されていることが分かる。

画像
https://i.imgur.com/7oPXZ2g.jpg

真っすぐだった三峡ダム
https://i.imgur.com/cjCYuBk.jpg
地図
https://i.imgur.com/F5Q3A9P.jpg

「ダムは10年もたない」
三峡ダムの建設に反対した著名な水利学者、
清華大学の故・黄万里教授の言葉に由来している。
中国の「水利事業の良心」と称えられる伝説的な人物である。
「10年もたない」とすれば、期限は2019年だ。
今年で三峡ダムは決壊するかもしれないのだ。

崩壊連鎖が始まれば、
下流の上海に至る地域に数億人の洪水死者が出る可能性が強い。
遺体は、上海河口から太平洋に流れ出し、台湾はおろか、
南西諸島やグアム、ハワイ、フィリピン・インドネシア方面まで流れ、
数年の間、これらの海岸は腐乱死体で埋め尽くされることになるだろう。

一昨日のブログに中国の経済崩壊を書いたが、
この物理的崩壊は、それどころの騒ぎではない。

黄海から南西諸島にまで、地球上最大の貯水、長江畜水が押し寄せ、
数千万の遺体が太平洋にまで流れ出る人類史上最大、
最悪の凄惨な事態になるのは確実であろう。

 しかも、崩壊は時間の問題なのだ。

この巨大事故により、
もちろん中国政府は完全崩壊するだろうが、
もう救援のしようもないほど、
中国国内全体が阿鼻叫喚の事態になることが明らかだ。

日本にも恐ろしい影響がある。
まず、もの凄い数の難民が船に乗ってくる可能性がある。
有史以来の巨大な数だ。
とてもじゃないが、政府でも民間でも対応できない。

週間ポスト
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