香川県のゲーム条例 パブコメ“不正”疑惑で告発状提出「偽造した可能性が高い」
3/15(月) 11:55
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KSB瀬戸内海放送

 香川県のネット・ゲーム依存症対策条例の施行前に県議会が行ったパブリックコメントに「不正があった」として、県民らが警察に告発状を提出しました。

 告発状を提出したのは高松市の高校を3月、卒業した渉さん(18・名字非公表)ら15人です。

 告発で不正があったとするパブリックコメントは、香川県議会の条例検討委員会が2020年1月23日から15日間、条例の素案に対する意見を募ったものです。

 寄せられた2686件のうち8割以上が条例に賛成する意見でしたが、情報公開請求で開示された「原本」には、似たような文言で短時間に連続して送られたものが多く見られました。

 告発状では「県民の多くがこの条例の制定を求めているかのように偽造した可能性が高い」としています。

 渉さんらは、私文書偽造と行使の疑いで容疑者不詳で告発状を提出。

 警察は、「一時預かり」とし、今後、中身や証拠を精査します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce0bbb0aa1ee5645908269dd4b4875a75bda9aa