ロシアのガルージン駐日大使はロシアが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、日本政府に輸出や技術移転を提案していると明らかにしました。

 「日本にもワクチンを輸出し、それにともなう技術移転と日本国内での生産を実施するよう、日本政府に私どもは提案しました」(ロシア ガルージン駐日大使)

 ガルージン駐日大使は10日、日本記者クラブでオンライン形式の会見を行い、ロシアのワクチン「スプートニクV」について、
日本政府に輸出や技術移転して日本国内で生産することを提案していると明かしました。さらに、イギリスの医学誌がスプートニクVの高い有効性を認め、
現在46か国が承認しているとして「日本ともワクチンに関する協力を進めたい」と述べています。

 一方、北方領土でのロシアの軍事演習については「アメリカがロシアを脅威と位置付けている状況下で我々の領内で軍事演習を行うのは当然だ」と主張。
そのうえで、「日本に向けて行われた演習ではない」と強調しています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4218960.html