鹿児島県教育委員会の東條広光教育長は5日、2020年度までの3年間に校則を見直した公立学校が、小学校297校、中学校146校、高校で58校あったと明らかにした。
小中学校は服装関連、高校は携帯電話など所持品関連が多いとした。同日の県議会一般質問で、県民連合の柳誠子議員(鹿児島市・鹿児島郡区)に答えた。

 県教委によると、計501校のうち、児童生徒が見直しに関わった学校は、小学校26校、中学校53校、高校58校だった。
校則の内容確認は全ての学校で定期的に行われていた。

 東條教育長は「下着関連の校則は、社会的なマナーを身に付けさせる観点から、
児童生徒がワイシャツやブラウスの下に肌着を着る際、色や模様が外に透けて見えないようにするため」と説明した上で
「これまで下着の色を白に限定していたが、外部に透けなければ白以外でも認めるとした学校もある」と説明した。

県内公立小中高501校で校則見直し 服装や所持品関連、137校は児童・生徒が関わる
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