感染拡大を防ぐため、飲食店は20時に閉店することを強いられている。20時閉店は強制ではないため本当の意味で「強いられている」わけではないが、20時に閉店しない店は協力金1日6万円が支払われず、泣く泣く飲食店が20時に閉めているというのが実状だ。

なかには「1日6万円も貰えるのだから良いだろう」「むしろ1日万円もらえて儲かってるだろう」と思っている人もいるようだが、協力金はそんなに甘い蜜ではない。信じられないことに、2020年12月に発生した協力金が3月になっても支払われていない店が存在するのだ。2020年12月18日から2021年1月7日の分である。

飲食店のなかには、ギリギリの資金で営業しているところも多々ある。その月に利益がなければ、次の月は絶体絶命、そんな店もある。確かに協力金1日6万円は非常にありがたいお金かもしれないが、協力金が飲食店にわたる時期が「今」ではなく2か月先、3か月先なのでは、それまでに飲食店としての命を失ってしまう。

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