メスメダカ、メスに求愛…遺伝子変異でオス拒絶
脳で女性ホルモンが働かなくなったメダカのメスは、
他のメスに求愛するように性的指向が変化すると、
東京大の大久保範聡かたあき准教授(魚類生理学)らの研究チームが発表した。
メダカの脳で女性ホルモンが働くために必要なたんぱく質に着目した。
このたんぱく質の遺伝子が変異したメスは、
外見や卵巣はメスのままだったが、
脳で女性ホルモンが働かなくなった。
変異を持つメスは他のメスに求愛行動を取り、
オスの求愛行動を受け入れなかった。
卵巣からわずかに分泌される男性ホルモンによって、
性的指向がオス化したためとみられるという。
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読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210227-OYT1T50113/