男子高校生に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、神奈川県警秦野署は26日、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで、東京都目黒区下目黒の自称団体職員、中村理浩(まさひろ)容疑者(34)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年11月30日午後1時25分ごろから同3時ごろまでの間、神奈川県小田原市にあるホテルの男性用浴場内で、同県秦野市に住む高校2年の男子生徒(17)に現金3万円を渡し、わいせつな行為をしたとしている。
同署によると、2人は昨年10月ごろ、会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合い、この日会うのは2回目だった。2人は事件後の1月初旬にも会っていたが、男子生徒が怖くなり、それ以降会うのを拒絶すると、中村容疑者から「学校にばらすぞ」と脅されたため、同署に相談した。