【ワシントン時事】米国防総省は25日、シリア東部にある親イラン派武装組織の拠点を空爆したと発表した。
イラク北部クルド自治区アルビルの米軍駐留基地がロケット弾で攻撃されたことへの対応としている。
バイデン政権下での軍事攻撃は初めてとみられる。

 国防総省は声明で、空爆はバイデン大統領が承認したと表明。イラクの親イラン派武装組織
「カタイブ・ヒズボラ」などが使用する複数の建造物を破壊したと説明した。

 その上で「バイデン大統領は米国人と有志連合の人々を守るために行動するという明確なメッセージを
送った」と強調。「シリア東部とイラクでの緊張状態を悪化させないよう熟慮した上で行動した」とも述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022600509&;g=int