家畜の糞尿を体に塗ってデモ、畜産物販売の男に懲役刑 /金海

昨年8月7日午前、慶尚南道金海市の養豚協同組合事務室。畜産物共同販売場が閉鎖されたことへの補償を要求し、組合側と対立していた畜産物販売業者J氏(63)らテナント対策委員会のメンバー7人が押し寄せた。
J氏らには食肉処理場新設現代化事業で共同販売場が移転されることに不満があった。

 J氏らは組合職員を威嚇し、暴言を吐いたり、その場で出前を取って食べたりした。家畜の糞尿をわざと体に塗って悪臭を漂わせ、職員の業務を妨害した。そうした迷惑行為は2時間40分も続いた。

(略)

 昌原地裁は18日、暴力行為などの処罰に関する法律違反、業務妨害などの罪で起訴されたJ氏に懲役1年、罰金300万ウォン(約28万6000円)の判決を言い渡したことを明らかにした。
判決は「J氏は事件を主導し、犯行回数が非常に多い。同種の犯罪の前歴がなく、過ちを全て認めている点を考慮し、刑を定めた」と指摘した。

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