インテルが第11世代Core i7はM1チップに優るとするベンチマーク発表。
「慎重に細工されている」との批判も
https://japanese.engadget.com/intel-corei7-benchmark-reality-check-040056897.html

インテルは最新の第11世代Coreプロセッサを搭載したノートPCが、アップル独自開発のM1チップ搭載MacBookシリーズよりも優れていると主張するベンチマーク結果を発表しました。
これにつき、海外メディアでは「慎重に細工された」と評されて額面通りには受け取れないとのコメントが寄せられています。

たとえばインテルは「生産性パフォーマンス」として、M1チップと16GB RAM搭載のMacBook Proと11世代Core i7および16GB RAMのWindowsノートPCを比較。
そこではPowerPointプレゼンテーションをPDFファイルにエクスポートにつき、後者が最大2.3倍速いと述べています。
いずれのPowerPointもネイティブ(つまりM1でのRosetta 2によるハンデはない)とのことです。
(略)
こうしたインテルによるベンチマークに対して、アップル情報メディアSix Colorsのジェイソン・スネイル氏は「M1に非友好的」と批評。
「一貫性のないテストプラットフォーム、論点をずらした議論、省かれたデータ、そして自暴自棄になっているような気配もある。
現時点でのM1プロセッサはローエンド端末向けのローエンドチップであり、
インテルが自らのチップを有利に比較できるのはわずかな期間しかない。
上位のAppleシリコンMacが出荷されれば、ずっと厳しいことになるだろう」と辛らつな言葉を寄せています。
(略)