勤務先で販売の弁当、タマゴ焼きに接着剤はがす溶液を混入…「職場の人間関係でトラブル」
2021/01/29 21:55 読売新聞

勤務先の商店で弁当の卵焼きに異物を混入させたとして、高知県警須崎署は27日、
須崎市、無職の男(38)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。

発表によると、男は昨年7月15日、当時働いていた須崎市内の商店で弁当の総菜を調理中、
接着剤をはがす溶液を混入させ、同商店の業務を妨害した疑い。弁当は約15人が購入し、
「異臭がする」などと苦情や返品が相次いだという。

卵焼きからは工業用の揮発性油などが検出された。大量に摂取すると健康を害する恐れも
ある成分だという。腹痛や下痢を訴えた客もいたが、医療機関を受診した人はいなかった。

調べに対し、男は、職場で人間関係のトラブルがあったなどと供述し、容疑を認めているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210129-OYT1T50132/