しこ・る【▽凝る/×痼る】 の解説
[動ラ五(四)]

1 しこり1ができる。

「胃のうしろから腰へかけて、…ぎこちなく―・っていたので」〈里見ク・安城家の兄弟〉

2 物事に熱中する。

「何れも我一 (われいち) と―・りかかって責め念仏を申し」〈咄・露がはなし・四〉

3 動詞の連用形に付いて補助動詞的に用い、盛んに…する意を表す。

「雨の降り―・る後は風と見定め」〈浮・置土産・四〉