イオン(千葉市美浜区)は25日、今年3月までに国内グループ会社115社で就業時間内禁煙を開始すると発表した。対象は
グループ社員約45万人。新型コロナウイルス感染防止のため推進している在宅勤務でも就業時間中は禁煙とする。

 同社によると、対象はショッピングセンター「イオンモール」や総合スーパー「イオンスタイル」などを含む国内115社の
全事業所。休憩時間を除く就業時間内を禁煙とするほか、各事業所の敷地内禁煙も始める。

 従業員の禁煙支援として、専門医の指導を遠隔で受けられるオンライン禁煙プログラムを拡充。数日間の禁煙体験プログラムも用意する。

 同社の担当者は「従業員の健康増進や受動喫煙防止につなげたい」と説明。他のグループ会社19社(従業員約6万人)にも順次拡大する考えという。

 同社は2019年7月から本社敷地内で全面禁煙を開始。新型コロナ流行で喫煙室の密を防止するため、ショッピングセンター
屋内の客用喫煙室と従業員用喫煙室を閉鎖するなどしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1473af0b000ff05a0643666fdcbd5fa6b0fa45f1