まず「仕事に行きたくないと思うことがある」という設問では、何と91.2%に当たる456人が「YES」と回答。そこで、「YES」と回答した人にその理由を尋ねてみたところ、納得のランキング結果となりました。以下、具体的な内容に関する回答と併せて見てみましょう。

○1位:「人間関係に悩みがある」(155人)

「パワハラの上司がいて、一日中怒られるから」(30代・男性)
「口うるさい上司がいるから。毎日会いたくないし挨拶もしたくない」(20代・女性)
「先輩が理不尽な性格で、自分や同僚、上司に対しても態度が悪く、嫌悪感があるため」(20代・男性)



○2位:「やりたくない仕事がある」「起きるのがつらい」(ともに50人)

【やりたくない仕事がある】
「嫌なクライアントに連絡を取らないといけない日に行きたくないと思う」(40代・男性)
「大きなプレゼンが控えている時や、苦手なお客様との商談がある日は、プレッシャーを感じて行きたくなくなる」(30代・女性)



【起きるのがつらい】
「朝起きるのが苦手で布団から出たくないため」(40代・女性)
「暑くなったり寒くなったりすると、もう少し寝ていたいという気分に襲われる」(50代・男性)


○4位:「仕事が忙しい」(44人)

「仕事量が多く、絶対に残業しなければいけないと分かっている時」(20代・女性)
「繁忙期で業務が立て込んでいる時」(60代・女性)
「終わりの見えない作業があったり、納期に間に合うか不安な業務がたまっている時」(30代・女性)

 あらかじめ多忙が分かっていると、憂鬱になったり不安になったりする気持ちから、仕事に行きたくないと思う人が多いようです。嫌々ながらも仕事に行くと、いつの間にか夢中でタスクをこなしているケースもありますよね。「やりたくない」と暗い気持ちになるより、いっそ無心になって集中する方が得策なのかもしれません。
諦める・気合を入れる・お金のためと割り切る…あなたはどれ?
 では、「仕事に行きたくない!」と思うタイミングはいつなのでしょう? この設問では「朝起きた時」と回答した人は229人と半数以上を占めました。朝起きると現実に引き戻され、仕事にネガティブな感情を抱く人が多いようです。

 しかし、それでもどうにかして気力を奮い立たせる必要がありますよね。そこで次の設問では「仕事に行きたくない」と思った時の対処法を、男女別に尋ねています。

【女性(308人)】
1位:楽しみやご褒美を作る(73人)
2位:諦めて行く/気合を入れる(66人)
3位:お金のためと割り切る(33人)

【男性(145人)】
1位:諦めて行く/気合を入れる(40人)
2位:とりあえず動き出してみる(19人)
3位:お金のためと割り切る(14人)


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