アメリカのバイデン大統領の就任式に台湾の駐米代表にあたる蕭美琴氏が出席したことについて、
中国外務省は「中国の主権を損なえば必ず反撃する」と牽制(けんせい)しました。
台湾の台北駐米経済文化代表処の蕭美琴代表はバイデン大統領の就任式に正式に招待されました。

台湾の駐米代表が就任式に出席するのは1979年の断交以来、初めてです。

これに対し、中国外務省は会見で「台湾とアメリカのいかなる形式での公式往来にも断固反対する」と反発しました。
さらに「中国の主権と安全を損なう一切の行為に必ず断固反撃する」と牽制しました。

バイデン政権ではブリンケン新国務長官も「中国に強い立場で臨む」と述べるなど、
トランプ前政権の対中強硬路線を維持する構えを見せていて、中国は警戒しています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000204833.html