緊急事態宣言の発出に伴い、街の様子を取材したマスコミ報道が増えている。
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こうした状況は、昨春にも発生したことは記憶に新しい。当サイトでも昨年4月に、品川駅近辺でテレビ局が
引き起こしたトラブルについて記事を配信した。その際に協力してくれた人物から、新たな情報が寄せられた。
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1月8日、情報提供者が品川駅の港南口を出ると、正面にテレビ局の取材班が待ち構えていた。
道行く人にカメラを向けて、取材協力を求めるのだ。「了承もなしに、勝手にカメラを向けて話しかけてくることは
威圧的であり、怒りを覚える」。まずは相手の許可を得て、それからカメラを向けるのがマナーではないかと、
情報提供者は主張する。

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駅前でカメラを向けて通行人に話しかける取材班

翌週の14日には駅付近のバス停で、インタビューへの協力を求める取材班の姿が目撃されている。
驚くべきことに、バスを待つために並んでいる人々にカメラを向けて、取材協力を呼びかけた。
突然カメラを向けられて困惑し、取材を拒否する人や、カメラに気づいて列から離れる人もいたという。

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バス停に並ぶ人々にカメラを向けて話しかけ、拒絶される取材班

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ほぼ連日、駅近辺には街頭インタビューを試みる取材班が出没。その多くが、カメラを向けて接近しながら
道行く人々に取材協力を求める。情報提供者に話しかけてきた際に局名を名乗った取材班は、ごく一部だ。
取材に応じてくれる人に対してのみ、所属を明かすという手口が横行しているのである。
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記事全文 https://tanteifile.com/archives/24372