タイで多く走っていることで知られる「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪の自動車を使って、
横浜市の中心部で無許可で客を乗せるいわゆる「白タク」営業を行ったとして49歳の運転手が書類送検されました。
書類送検されたのは、横浜市保土ケ谷区に住む49歳の男の運転手です。

警察によりますと、去年10月までの2か月間に、横浜市内で9回にわたって無許可で「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪車に
有料で観光客などを乗せる「白タク」営業を行ったとして道路運送法違反の疑いが持たれています。

みなとみらい地区などにある観光スポットを巡って写真を撮影するサービスの一環として客を乗せるとしていましたが、
警察が調べたところ実際には、タクシーとして営業していた疑いがあることがわかったということです。

調べに対し容疑を認めているということです。

警察によりますと「トゥクトゥク」は国内では安全上の理由などからこれまでのところタクシーとしての利用は認められておらず、
「トゥクトゥク」で「白タク」営業をしたとして検挙されるのは、全国で初めてだということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210113/amp/k10012812671000.html