【ニューヨーク共同】米調査会社IDCは12日までに、2020年の世界のパソコン出荷台数(速報値)が前年比13.1%増の3億260万5千台だったと発表した。3億台を超えるのは14年以来、6年ぶり。新型コロナウイルスの流行に伴い、在宅勤務やオンライン学習で使用するパソコンの需要が高まった。ゲーム向けも好調だった。

 メーカー別の出荷台数首位は、中国の聯想(レノボ)グループ。12.0%増の7266万9千台で、シェアは24.0%だった。上位5社のうち出荷台数の伸び率が最も大きかったのは米アップルの29.1%増で、2310万2千台だった。

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