全国の感染者数は連日最多を更新し、流行の収束の兆しが見えない中、死者数は今後、さらに増えていくとみられる。
 朝日新聞の集計によると、1日あたりの死者数(1週間平均)は昨年10月末には8人だったが、11月末22人、12月末53人。今月10日までの直近1カ月で計1500人以上が亡くなり、これまでの新型コロナによる死者の4割を占める。
 都道府県別にみると、昨年12月中の死者数(人口10万人あたり)は、北海道が4・9人で最多。大阪府2・9人、兵庫県2・4人と続く。全国平均は1・1人で、東京都は1・0人だった。