なぜ投票権もない米大統領選の結果をここまでネトウヨたちは気にするのだろうか?保守系シンクタンクの理事の1人は、ネトウヨの過剰な反応について「彼らは中国に強硬な姿勢を取る、トランプ大統領に強いエンパシーを感じている。尖閣諸島などの領土問題も、北朝鮮による拉致もトランプなら日本の味方になってくれると信じている」と話す。

 たしかにネトウヨを含む右翼の愛読誌「月刊ウィル(WiLL)」(ワック)と「月刊Hanada」(飛鳥新社)を見てると、各一月号では「一夜にして『魔法のように消えた』トランプ票」、「米大統領選 米、日、主要メディアの異常な偏向報道」等々、センセーショナルな見出しをつけた記事を並べた特集を組み、今回の米大統領選でのバイデン氏の勝利は、郵便投票による不正とメディアの偏向報道によるものと結論づけている。


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