仁川空港や金浦空港に到着した外国人が皆一様に驚くことがある。さまざまな種類の輸入車が並んでいる光景だ。韓国人が特に金持ちなのではなく、虚勢と見せかけの消費に満ちた現状を物語っている。韓国の輸入車消費は米国と中国に次ぐ多さで、メルセデスベンツの「Eクラス」は発売開始から8万台以上が売れ、BMW7シリーズの販売量は、グローバルで常に上位にランクされている。

 いつの世にも、人生のすべてをスーパーカーに捧げる人達がいる。
 もっとも、「自動車マニア」「カー・エンスージアスト」の彼らは、韓国の「カープア」、すなわち、「ムリしてクルマに乗る貧困者」とは大きく性格が異なる。
 韓国のカープアにとって、輸入車はうわべを繕うアクセサリーに過ぎない。

 韓国は世界的に見ても自動車を容易に購入できる構造になっている。
 多様な金融プログラムや割引があり、車庫証明のような特別な条件はない。
 BMWやアウディなどの最新モデルをいち早く購入でき、いまは人気が落ちたが、維持費が安いディーゼル車も輸入車の購入を容易にした。

 輸入車マーケティングは、韓国人の“恥ずかしい”消費心理を巧みに利用する。

 韓国人は自身の嗜好より、他人が自分をどう見ているかを意識して、自分の経済水準に合わない消費を日常的に行なっており、ブランド品と輸入車の販売は常に不況とは無縁だ。
 新型コロナウイルスの拡散以降、世界のブランド品や自動車消費は大きく後退したが、その影響は韓国では見られない。


「竹島は韓国の領土」と主張するデモに集まった”かわいそうな”高級車
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韓国で「身の丈に合わぬ車に乗る人」続出?消費心理を巧みに利用か
2020年12月5日 6時0分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/19330500/