12月6日、群馬県草津町で、一人の女性議員に対するリコールの賛否が、住民投票で決定される。

 発端は、この女性議員が町長から性被害を受けたと昨年の11月にメディアに告発したことだ。

町長は性被害の事実はないとし、女性を刑事と民事で訴え、その後、草津町議会は彼女を
「議会の品位を傷つける発言をした」と除名処分にした。その後、群馬県がこの処分を取り消し、
女性議員は議会に戻れたのだが、改めて議会で議員辞職勧告を受け、さらに町議等が先導して今回のリコールにつながった。

<中略>
「(セクハラ告発は)草津町議会にとっても、町民にとっても、経済にとっても、対外的にも非常に迷惑!」と
大声をあげる議員がいれば、「レイプされたというのなら、なぜ即刑事事件にしなかったのか?」と、
新井議員の告発の真偽を疑う発言も繰り返された。こういう発言に新井議員は「裁判中だから発言を控える」と言い、
時には「性被害者はすぐには訴えられないものだ」などと感情を交えず静かに反論していた。

https://dot.asahi.com/dot/2020112500023.html?page=1

黒岩町長(加害者とされる男性)と新井祥子町議 らしい
https://i.imgur.com/i6jSzFA.jpg