給付金詐欺の疑い 税務署職員100件以上うその確定申告書作成か
2020年12月3日 13時08分

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東京国税局甲府税務署の職員が、新型コロナウイルスで影響を受けた事業者に支給される、国の持続化給付金をだまし取ったとして逮捕された事件で、
職員がこれまでに100件以上のうその確定申告書を作成していたとみられることが分かりました。

警察は職員がうその申告書を作成した見返りに、報酬を得ていたとみて調べを進めています。

東京国税局甲府税務署の職員、藤山雄太容疑者(26)は、ことし6月、国の持続化給付金をめぐり、
受給対象ではない大学生を申請者にして、事業収入が大幅に減ったという、うその確定申告書を作成し、
100万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕され、3日検察庁に送られました。

警察が藤山容疑者の携帯電話に残された、やり取りなどを解析したところ、これまでに100件以上のうその確定申告書を作成していたとみられることが分かりました。

すでに逮捕・起訴されている愛知大学の学生2人の捜査の過程で、藤山容疑者が確定申告書の作成に関わっていたことが分かりましたが、
学生2人との面識はなく間をとりもった人物がいるとみられるということです。

警察はうその申告書を作成した見返りに、報酬を得ていたとみて調べを進めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201203/k10012743691000.html